現在愛用中の「Let’snote R8」。COMPUTEX TAIPEI 2009の会場では,そこかしこで,「そのNetbookはクールだな! いくらで買ったの?」と聞かれた。ちなみに,約3000ドルと返答すると,全員引いてましたが
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多くの4Gamer読者もそうだろうが,筆者は長らく,PCゲームはデスクトップPCでプレイするものだと認識してきた。これは一にも二にも,デスクトップPCとノートPCでは,熱設計や消費電力の仕様が違いすぎるためだ。「ノートPCの小さな筐体に,ハイエンドのGPUを詰め込むのは物理的に不可能なんだから,ノートPCなんてものは,
『x86版 ドラゴンネスト rmt
Windowsが満足に動作するPDA』として,毎日持ち運べれば,それでいいではないか」という考えの下,シングル/マルチプレイFPSを過不足なく動作させられるスペックはデスクトップPCでのみ目指すことにする一方,ノートPCは,B5以下,1.2kg以下の,いわゆるリアルモバイル機しか購入してこなかったのである。
アイオン rmt ただ,4Gamerで仕事をしていると,国内外へ出張する機会が増えてきて,いきおい,B5サイズ以下のノートPCでは,性能よりむしろ,デスクトップの作業スペース的に厳しくなってきた。
何度か買い換えながら愛用し続けている“PDA”,Let’snote Rシリーズのディスプレイ解像度は1024×768ドット。これに対して,自宅のゲーム用PCとつながっているメインディスプレイの解像度は2560×1600ドット,会社は2台で1920×1200ドット+1280×1024ドットだ。“1920×1200ドットオーバー”の世界にすっかり慣れてしまった身で,今さら“PDAを一人前のPCとして
使う”のは,かなりつらい。
そこで,かれこれ25年のPC歴で初めて,PCとして使ったときに不満の少ないというか,ゲームも含め,たいていの処理を問題なくこなせるマシンを購入しようということになった次第だ。
要するに,デスクトップPCとモバイルノートPCをすでに持っている人間が,その間を埋めるべく,もう1台買い足そうという話なので,初めての1台を検討しているような人に,どこまで参考になるのかは分からない。まるでならないんじゃないか,という気がしないでもないが,せっかくなので,購入から検証までレポートしてみたいと思う。
rmt アトランティカ 譲れない条件を挙げていくと
選択肢が1製品しか残らなかった件
購入に当たっての条件は以下のとおり。優先度順に並べたつもりだ。
1.(周辺機器込みで)20万円以下に収まること
ノートPCは,買ってからいろいろと追加でコストがかかる。ひとまず予算は20万円だが,実際にPC購入代金として利用できるのは最大でも17万円といったところだ。
2.ディスプレイ解像度が1920×1200ドット以上であること
これは絶対に譲れない。解像度が足りなくてノートPCを買い足す以上,1680×1050ドットあればいいや的な妥協はNGといえよう。
3.単体GPUとしてGeForceを搭載すること
「ゲームも含め,たいていの処理を問題なくこなせる」ようなノートPCに,単体GPUの搭載は必須となるが,最新ゲームタイトルを動作させる前提で選ぶなら,チョイスすべきはGeForceとなる。公式グラフィックスドライバ「GeForce Driver for Notebooks」が公開され,定期的にアップデートされているからだ。ノートPC用ドライバのアップデート紹介記事を書きやす
くなるというメリットも,個人的には結構大きい。
モデルナンバーは,予算内で,できる限り上位のものを。そういえば,単体GPU搭載のノートPCを購入するのも,人生で初めての経験だったりする。
4.メインメモリを4GB以上搭載できること
仕事に使う(=Adobe Photoshopを使って画像処理を行う)ことまで考えると,メインメモリは最低でも4GB載せておきたい。理想は8GB以上だが,メモリスロットの数を考えると,さすがに高望みか。
5.ノングレア(非光沢)液晶パネルを採用すること
4Gamerの公式見解ではなく,あくまで個人的な意見であるとお断りしてから述べると,なぜグレアパネルなんてものが主流なのか,さっぱり理解できない。静止画や動画の見やすさ,長時間の使用時における目の疲労度の低さ,OSの起動時など,何かの拍子に画面が暗転したとき,くたびれた自分の顔を拝まなくていいことなど,何をとっても,ノングレアパネルの
ほうが圧倒的に優れている。
こういうことを述べると,「なら,ノングレアフィルムを貼ればいいじゃない」とよく言われるのだが,iPhone 3G用のノングレアフィルムすらキレイには貼れないのに,ノートPC用のフィルムをキレイに貼るなんてまず無理だ。
6.[Enter]キーの右隣によけいなキーが置かれていない,一般的なJIS配列であること
FPSプレイヤーとして異端であることは十分に理解しているが,[無変換]キーとATOKがないと満足に日本語を打鍵できないこと,日本語を打鍵できないと仕事にならないことを踏まえるに,JIS配列であることは相当重要である。
また,某海外PCメーカーの人から,「そんなこと気にするのはおまえだけだ」と笑われたこともあったりするが,[Enter]キーの右に,[Page Up]やら[End]やらといったキーが並ぶ配列も“誤爆”の可能性があるので避けたい。
7.できる限り小型であること
出張時,ナップザックに入れて,モバイルノートPCやカメラと一緒に飛行機の機内へ持ち込むことを考えると,本体が小型であるに越したことはない。
CPUやストレージ周り,OSに条件がないのかと思うかもしれないが,まずCPUに関しては,「極端に低いクロックのクアッドコアを掴まされない」ことにだけ気をつけていれば十分だ。ミドルクラス以上のモデルナンバーを持った単体GPUを搭載するPCをしっかり選べば,たいていは,大きな問題のないスペックを持ったCPUがセットになっているからである。
ストレージについては,1920×1200ドットクラスの液晶パネルを組み合わせた製品なら,必要に応じて換装できるようになっているだろうと,それほど重視しなかった。また,OSは,部屋にごろごろ転がっているので,デバイスドライバさえ用意されているなら,はっきり言ってなんでもいい。むしろ「OSなし」を選べるのが理想である。
さて,筆者は今回,COMPUTEX TAIPEI 2009の取材から本格的に使い始めるべく,4月下旬?5月中旬に,以上の7条件を満たすノートPCを探したのだが,最大のネックはノングレアの1920×1200ドット液晶パネルを搭載するノートの選択肢が極端に少ないことで,国内外の大手も含めていろいろ探してみたものの,ほぼ全滅。結論からいうと,探索時点で選択肢となり得た
のは,パソコン工房の
「Lesance BTO CLG629 TYPE-G」(以下,CLG629 TYPE-G)だけだった。
国内外の大手メーカー製PCではない,いわゆるホワイトボックス系ノートPCの場合,製品紹介写真は英語キーボードのままで,日本語キーボードの配列は分からないことが多い。実際,CLG629 TYPE-Gもご多分に漏れなかったが,非光沢パネルの1920×1200ドット液晶ディスプレイ,そして「GeForce GTX 260M」(以下,GTX 260M)を採用する本機は,キーボード以外
の6項目が,筆者のニーズと完全に合致していたのだ。これだけ選択肢がないなかで,ほぼ希望どおりのスペックを持つノートPCに出会えるとは,正直,思わなかった。
CLG629 TYPE-GのBTO標準構成価格は
16万9980円(税込)。メインメモリ容量が2GB×1のところを,2GB×2に変更してプラス4900円すると予算をやや上回るが,本機では「OSなし」が選択可能で,一気にマイナス1万4000円だ。今回は,合計16万880円(税込)となったところで,注文をかけている。
ちなみに余談ながら,筆者がCLG629 TYPE-Gを購入してからしばらく経って,パソコン工房のゲーマー向けシリーズ「GS」にも,CLG629 TYPE-G相当のラインナップが
「Lesance BTO GSN629GW TYPE-G」として追加された。中身は同じなので,今から買うなら,こちらを選んだと思う。
引用元:
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